1953-02-07 第15回国会 衆議院 予算委員会 第18号
そうしてこうすることが公正にして健全な労働組合発達のために、欠くべからざる要件であるという趣旨であるのであります。さきに申し上げました通り、この決議案は各派共同提案であります。全会一致によつてこれは採択されたのであります。しかるにその後政府はこの全会一致の院議を尊重することなく、これを放任して顧みない。一向これを処理しようとしない。一体何というこれは議会無視、無責任な態度であるか。
そうしてこうすることが公正にして健全な労働組合発達のために、欠くべからざる要件であるという趣旨であるのであります。さきに申し上げました通り、この決議案は各派共同提案であります。全会一致によつてこれは採択されたのであります。しかるにその後政府はこの全会一致の院議を尊重することなく、これを放任して顧みない。一向これを処理しようとしない。一体何というこれは議会無視、無責任な態度であるか。
○政府委員(溝口三郎君) 行政機構の改革につきましては、労働省、厚生省を一緒にして労働社会省というようなものにするという案も原案にあるようにも聞いておりますが、私どもは直接今まだ触れていないのでございまして、現在におきましては、労働省の問題はこれは国際的の信用の問題からも、国内の民主的な労働組合発達の上からも、私どもとしましては是非ともこれは拡充強化をいたして行きたいというふうに考えているのでございます
不十分な点もあることと思うが、日本の民主主義化と、労働組合発達の不十分である現段階においては、事情やむを得ないということを言つておりますが、眞に労働者の生産意欲の高揚を期待して、労働組合発達を希望する政府であるならば、以上述べましたような諸点を断行して、民主日本の完成に努力してこそ、炭鉱國管の意義と目的が達せられるのではないかと思います。